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ゲーム、本その他、興味のあることをメモ。
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 Wiiの発売日決定。PS3の廉価版価格改定など。盛り上がってはきているのだろう。
 ハードの変わる時期、恒例といえば恒例の話題。なんだけども、ちょっと乗り切れない。
 セガハードがないから。というのも、一因かもしれないが、もはや対立構造がかわってしまったから「次世代機戦争」なるものが無い、もしくは多様化しているという気がするからだ。
 テレビ局の電波による流通と、ネットを使った流通とか。
 データのデジタル化、共通化が進み、最終的に再生される機器がなんであっても、あまり変わらなくなったというか。
 次世代機戦争とクローズアップするまでもない。そんな印象しかない。

 そういうわけで、どっちかというと、こういうニュースのが気になる。

 TechCrunch「Amazon Unbox、Tivoの箱に入るのか?」

 こうなると「Apple+google」、「Tivo+Amazon」に、MS、任天堂、ソニーを加えた方が話として面白い。まあ、アメリカだけの話かもしれないが。
 テレビも映画もゲームも音楽も。全部まとめて管理するようなシステムが、リビングのすぐそこまで来ているのだなぁ。
 
 
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  うちの島は陸地から近いこともあって、政府の考える「離島」の範疇には入らないことが多い。
 「市」として考えると、CATVもADSLもFTTHも選択できるのだ。しかし、市内での格差がすごいのだ。
 うちのように、ISDNしか選択できない場所もある。
 NTTもISDNは縮小していきたいのか、新規に契約しようとしても「機材が無い」といって断ろうとする場合もあるくらい。
 島ではブロードバンドどころか、常時接続もダメっすかという感じだった。

 しかし、最近は、莫大な設備投資なくてもどうにかなりそうな気がしてきた。

 ウィルコム,次世代PHSの実験で伝送速度20Mビット/秒を達成

 ここ数年の無線通信の進歩すごいなぁ。
 地デジにシフトして、電波帯域の整理が進むともっと色んなサービスが可能になるのだろうか?
 
 前回のエントリに出てきた、靖国神社の鳥居を産出した島、北木島へ行ってきました。

 北木島は、瀬戸内海の丁度真ん中あたりに位置しています。
 古来から巨大な石を産出しており、最盛期は島内に120もの採石業者がいましたが、現在は中国産の安い石に圧され、昔のような活気はないようです。




 島の周囲には、人の手が入ったような奇岩がチラホラありました。
 昔、石を採ったあとに残ったものが、波風にさらされて削られていったのでしょう。




 現地の人に話を聞きながら、鳥居の元になる石を産出した採石場へ。
 インフォメーションは全くないので、現地での情報調達は不可欠です。

 現在は閉山していました。
 山崩れ防止の工事をしている最中でしたが、真ん中にずっぽり抜けている所が採石所のあとです。

 船長さんからはこの辺りだと聞いて来たのですが。
 鳥居らしきものはありません。
 10分ほど散策したのですが、それらしいものは皆無。



 やたらバカでかい石の塀がある、ちょっと変わったたたずまいの空き家があるだけです。
 近所の漁港で尋ねてみると、親切にも探している石の場所まで連れて行ってくれました。ありがたいことです。



 あれ?
 おじさん、これさっき見たけど「塀」じゃないの?



 その近くにはさらに大きな「四角い石」が。

 おじさん:「これらが靖国神社の鳥居と一緒に切り出された石じゃ」

 Orz
 加工前の、四角いままだったのかー!
 てっきり、円柱状のものがでーんとあるものとばかり思ってたわ。

 おじさん:「一組は靖国神社へ、もう一組はどこへいったんじゃったかのう」

 あー、朝鮮半島ですよね。今は廃絶神社らしいですが、朝鮮神宮にあったそうですね。

 おじさん:「ほうじゃほうじゃ。残りがこれじゃて。しかし、機械も使わずに、ようこれだけのものを運んだもんじゃのう」

 あー、そうですよね。
 何トンあるんだろうか。日常的にそんな重いものに触れる機会なかったら、見当もつかないなぁ。

 というわけで「鳥居は三組あった」のではなく、「三組分、産出された」とうのが、真相のようです。

 しかし、せっかくここまで足を運んだんだから、残る二組もこの目でみたいですね。
 次は、東京へ行ってみます。
伊東忠太を知っていますか
単行本
鈴木 博之
王国社
平均評価:評価:3.0


 知合いの船長さんと世間話をしていたのだけども。
 「靖国神社にある鳥居と同じものが、実家の島にある」
 という話が出てきた。

 その話を聞いて興味が湧いたので、設計者の伊東忠太に関する本を買ってみた。内容はちょっと微妙。興味深かったけど、面白く読むには構成に問題が(´・ω・`)

 さて、船長さんの実家は瀬戸内海に浮かぶ、かつては石の産地として知られた島らしい。
 船長さんが若い頃、島の年寄りから聞かされた「俺たちのやりとげたデカイ仕事」として、靖国神社の鳥居がよくあげられたんだそうな。

 伊東忠太の設計した鳥居は、三組作られたらしい。
 一組は靖国神社に。もう一組は朝鮮神宮へ。
 そして、最後の一組は、組み上げられることなく、島に放置されているらしい。
 すでに、4本の石柱のうち一本にスが入っているので、組み上げるのは不可能。複製しようにも、産出した採石所はすでに閉山している。なにより、同じものを、同じ工程で作れる技術者がすでにいないだろうし。

 あまりに大きく、昔から島に放置されているため、今さらどうにかしようと考える人もいないらしい。
 日帰りできそうなら、今度、見学にいってみようかなぁ。


 機械化されるまで、巨大な石を産出するのは結構な特殊技能だったのだろう。島だから海に近く、輸送も楽だったというのもある。
 しかし、機械化が進み、陸上輸送も昔にくらべ楽になるにつれ、だんだん寂れていったのだろう。現在はあまり多くの石屋さんはいないそうだ。

 できれば、三組全部の鳥居を見たいんだが、朝鮮神宮はすでに廃絶神社になっているようだ。
 鳥居だけでもまだ残ってないのかなぁ?
脳内汚染
単行本
岡田 尊司
文藝春秋
平均評価:評価:2.5



 かなり前に購入してはいたのだが、やっと読破。
 読むのに時間がかかった理由は、単に面白くなかったからだ。
 問題提起としてはよくわかった。でも、検証の方法とかどうなの?根拠は?無駄に不安を煽ってるだけじゃないの?
 ホントに因果関係があるかないかは、もちょっと研究が進まないとわからないんじゃなかろうか。
 ああ、どうでもいい感想しか書けません。

 ただ、一点非常に興味深い部分があった。
 本書36ページの「書き換えられる禁止プログラム」というところだ。

 例としてあげられた事件の要素は
 ・ケンタッキー州で14才の少年が起こした銃乱射事件。
 ・少年が売った8発の銃弾は、すべて標的の頭、上半身をとらえた。
 ・彼はこの時、生まれて初めて銃を撃った。
 ・普通は、反撃をうけるかもしれないという恐怖から、標的が倒れるまで連射する。本能的にそうするのだと、心理学者、軍事科学者のコメント。

 少年がどんなゲームをやっていたのかは書かれていないが、彼がゲームをすることで射撃の訓練になっていたと著者は考察しているようだ。
 でも、メンタルのトレーニングは積めても、フィジカルの方はどうなんだ?生まれて初めて撃った銃を、全彈、人間の上半身に命中させるというのは、どれだけの難行なんだろう。ちょっと想像もつかない。

 しかし、ゲームをしてこういったことが可能になるというは、すごいことじゃなかろうか。特に「本能的にそうするはずだ」と言われる行動を抑制するというのは。

 ホントにこんな効果があがるなら、純粋に技術習得の方法として、ゲームをブラッシュアップしていく方が良いと思うのだが。

 それはそれ、これはこれ。
 倫理的に不快感があるからといって、技術的な可能性をなんでもかんでも潰してしまうのはもったいない。
 もちろん、できることはなんでもやっていいというわけじゃないけども。
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