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ゲーム、本その他、興味のあることをメモ。
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 「洋ゲー専門誌」という触れ込みの「Game Union」という雑誌が創刊されていたので、とりあえず購入。今後、6号くらいまでは買う予定。その後は面白くなるかどうか次第。最初の6冊くらい買っとけば、後はなんなと手に入るものだと思っているからだ。

 ゲーム雑誌も色々見てきたが、洋ゲー専門誌かぁ。
 市場がひろがったのか、分化してきたのか。ちゃんと商売が成り立つといいですね。

 フルカラー、写真が豊富、コラムが数本。
 創刊号ということで、話題作のGTA4を巻頭で大特集。Xbox360版の実績解説付きはちょっと便利かもしれない。
 後は、今年後半に発売されるソフトの紹介。「LEFT 4 DEAD」、「H.A.W.X.」、「End War」、「Golden Axe」等。
 ゲームソフトのレビューでは「Bioshock」、「BULLY」の二本をチョイス。
 あと、後半のトム・クランシー特集もなかなかよかった。

 ソフトの選別も、紹介の仕方も良いが、驚きは少ないかもしれない。そのへんは洋ゲーの布教が目的だから仕方ないのかも。

 今後は地域別特集とかしてほしいな。「イギリス、フランス、ロシアの頑張ってるメーカーをピックアップ」とか。
 あと、RTS特集とかも。


 コラムはなかなか読ませるものもあったが、「最近の和ゲーはつまらない」というのは、ちょっとどうかと。
 「じゃあ、おまえが面白いと思うものを並べてみろ」って感じ。
 「和ゲーはダメ」って唱えてたら面白くなるわけでもないし。
 どういう理由で自分が楽しく遊んでるのかをちゃんと説明できないと、他人が見て面白がってはくれないんじゃないだろうか。
 否定から入ってもそんなに広がりはないんじゃないだろうか。


 雑誌自体は面白いので、どっかからなにか面白いものを見つけてきて「オモシレェ!」って叫びつづけてほしい。
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 <健康食品中毒百科> 内藤裕史著 丸善株式会社刊

 健康食品中毒百科が恐すぎる。

 「あー、アガリクスに発癌性物質がどうたらとか、あんなんがいっぱい載ってるのかなぁ」くらいに思ってたら、もっと身近なものの摂りすぎが原因で中毒になっているものがたくさんあったからだ。

 ウコンの摂り過ぎで、肝臓が壊れた。
 羅漢果(粉末にしたもの)の摂り過ぎで、肝臓が壊れた。
 カルシウムの摂り過ぎで、脳が石灰化した。
 腎不全の人がスターフルーツを食べたらしゃっくりが止まらなくなって死んだ。

 なんか、一部だけ抜き出すとギャグみたいだが、本の内容は具体的な症例のみが綴られており、非常に淡々としている。そのせいか、余計に恐い。
 製品に入っている添加物が原因の場合もあるせいか、「こんなもので?こんな目に?」と、驚いたり、恐くなったり。

 なんか、リスク分散のためにも、色々なものを食べた方がいいんだろうなぁ。
 RPGといえば、対戦車擲弾発射筒。
 FFといえば、フレンドリーファイア。

 地球防衛軍3をやっていると、まれに「あ、ごめん」と口走ってしまうことがある。うっかり味方を誤射してしまったときだ。
 なぜだろうか。とっても申し訳ない気分になるんだよな。
ニセモノの良心 : 市場には倫理が働いていない。


 倫理はどこに行った?倫理は?
 出来る事とやっていいことは根本的に違うのに。




 過去のエントリも読んでみて、フリーライダーに対して怒っているのはよくわかる。
 私も、自分の好きなものに対価を払うのは当り前だと思っている。そうしないと、いずれ自分の好きなもの自体が手に入らなくなるんじゃねぇか?と思うからだ。まあ、実際はそこまで天秤が振り切れてしまうかどうかはわからないんだけども。

 でも、こう〜。なんというか「あんたの言う通りやぁ!」と手を叩く気にはなれない。

 というわけで、心情として納得できない部分をちょっと考えてみた。

 ・昔、テレビを見ていると頻繁にゲームミュージックが使われていることがあった。ニュースとかバラエティとか。
 ・昔聞いた絶唱カラオケマンの歌が忘れられない。
 ・現状の流通に不満がある。欲しいときに欲しいものが手に入らない。
 ・払った対価は作った人の所へどのくらい届いているのかよくわからない。


 「文化を守ってます」と言ってる人達が、ほんとにその責任を果たしているのか。ちょっと疑問に思うからだろう。
 著作権著作権いうてるけど、ちゃんと消費者なり利用者の手に届くようにしてるか?とか。

 欲しいCDを取り寄せしようと思ったら絶版。
 欲しい本を取り寄せしようと思ったら絶版。

 足を棒にして古本屋を、中古屋を巡り、やっとこ手に入れたらとんだ駄作とか。
 まあ、できの善し悪しは別にして。
 繰り返し繰り返し、こういうことをしてると「もう、販売ルートにのってないんだから、コピーでもなんでも手に入りやすい環境あってもいいんじゃないか?おまえらもう売ってないんだから損失もないだろ?売ってくれないならレフトしろ、レフト」という気にもなってくる。

 あと、面白いものを探すのって、結局はドブさらいみたいなもんだから、できれば効率良い方がいい。
 入手するまでのプロセスは簡単なほどいい。
 待ち時間はないほうが良い。
 となると「もう、全部ネットにアーカイブしとこうや」となるんじゃなかろうか。そういうわけにもいかないんだろうけど。

 好きなときに好きなものが手に入るようになるなら、ホントにありがたいんだけどね。

 と、自分の不満の原因を考えてみたら、トラックバック先の孝好さんには、あまり関係ないことがわかった。
 矛先を間違えました。すいません。

 
全核兵器消滅計画
単行本
中嶋 彰
講談社
平均評価:評価:3.0


 核兵器に関して、どんな気持ちはもっているか?
 日本の戦後教育を受け、広島、長崎へ修学旅行へ行き、はだしのゲンを図書館で読んだ。そんな日本人にとって、核の問題はちょっとアレな気持ちにさせる。
 明確に核兵器を憎む気持ちを持つ人もいる。
 中には、ちょっとよく理解できない主張をする人もいる。「核兵器反対」って、なんか別の目的があって言ってるのかな?と勘ぐってしまうような。

 さて、本書は「ニュートリノビームを利用して、人為的に核兵器を未熟爆発させ、本来の3%程度の威力にする」というプランを提案している。

 本書はマンハッタン計画に始まり、全核兵器消滅計画の立案者が、なぜ核兵器の消滅を考えるようになったのか。その過程が細かに描かれている。
 そして、地球上にある全ての核兵器を消滅させるための方法を考え、記している。
 正直、この計画立案者の情熱は、私には理解できない。
 「なぜそこまで?」
 そう思わざるをえないほどの情熱を感じる。狂気、とまではおもわないんだけども。
 私はこういう問題に関して、祈る以外の方法を持たない。思い付かない人間だからかもしれない。彼の情熱は感じるんだけども、理解はできないのだ。

 この計画。理論的に可能でも、問題は多々ある。
 実現は非常に困難。技術的な問題は山積している。

 しかし、最大の問題は、このニュートリノビームの運用が完成すれば、核以上の超兵器になることじゃないだろうか?
 任意の距離で効果を出せるくらいになればの話だけど。それでも、理屈の上ではできることじゃないだろうか。

 北朝鮮が核実験を行った。
 日本も核武装をとの意見もあるが、なんこう、核保有国となった日本をイメージできない。
 核持つくらいなら、このニュートリノビームを実現させる方が、なんかこう、納得できる。というか、イメージできる。



 
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